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天皇陛下

天皇陛下のビデオ、こちらでも報道されていました。
abdicare という単語。初耳でしたが、退位するという他に降板、職務放棄などの意味もあるようなので、意外と使われる単語かもしれないですね。日本語で退位するというと、ほんと滅多に使わないだろうって単語ですが。ベネディクト16世がローマ法王を退位した時に使ってたんかな。
ほんと、私のイタリア語力って、こんなもんです。
2度目の意思表示という点を強調して報道していたニュースもありました。日本の対応の遅さ、システムの不可思議さをを非難されているようで、居心地悪い思いをしながら見ていました。
| ひとりごと | 04:38 | comments(0) | trackbacks(0) |

アクセサリーパーツの店


お店で手作りアクセサリーを売っているので、パーツはどこで買えますか?と聞かれることが、よくあります。
おすすめはMAVER。via mazzucotelliというリナーテ空港に近い、分かりにくい場所にあります。職人さん、セミプロ?レベルの人が多く利用しています。
趣味レベルの人にお薦めしているのはFantasy Craft 。地下鉄赤線inganni駅…と、こちらもやや不便な場所になりますが…。
広いお店です。このところレジンアクセサリーに、やたら力をいれている様子。チャームをお探しでしたら、イマイチかも。正直、私はこの店大嫌いです。イタリア語で言うところのvolgare。下品!店員とくに店長ですが、最悪に下品。売らんかな主義丸出しで、質問してもプロフェッショナルな答えは得られません。大した質の商品持ってるわけじゃないのに、客を見下したような態度。
8月も日曜除いて営業しています。閉めちゃうと収入ゼロだから、って言ってましたが、ゼロだとやっていけないような経営状態なの?と疑ってしまいます。
というわけで、私は必要最少限のものしか買いませんが、この店のある通りは好き。インガンニ駅を上がると大通り両脇にずらりとアパートが立ち並ぶ、団地街。郊外に来た様な印象を受けます。
季節ごとに様々な花が咲き、住んでいる人たちの生活のレベルの高さを感じます。
イタリアにはないと思っていた朝顔!!!ありました。夏ですね!
昨日から夏休み民族大移動のピーク。どこもガラガラ。今日はH&Mが閉まっていて、いよいよ夏休みモード全開です。
| ミラノ最新ショップ情報 | 01:36 | comments(0) | trackbacks(0) |

お城のスリ

少し前ですが、日曜の夕方、スフォルツェスコ城の前で、泥棒と遭遇しました。
前から走って来るモロッコ人と思しき若い男性。手を懐に入れていたので、拳銃でも持ってるのかとビビッたのですが、そのまま通り過ぎていきました。少し後から、買い物袋をたくさん抱えたアメリカ人風のご婦人が走ってきます……!! あ、泥棒だったんだ! 
ジョギングする人も多いお城前ですが、すごい勢いと形相で走って来る人というのは、どう考えてもオカシイですから、何かあったの?と声をかけようとも思ったのですが、隠した手に何を持っているか見えなかったので、怖かったのです。
一緒にいた友人には、ピンクのバッグが見えていたそうです。
そして、その後を追って走ってきた2人組。友人は、彼らを呼び止め、警察ですか?と声をかけたものの、突き飛ばされました。
友人いわく、偽警官なのだそうです。

スリ、ひったくりに注意、というのは、十分ご承知だと思いますので、今回は偽警官にもご注意を!

あと、ジプシーですが、最近は若く可愛い子もいて、といっても、どこから見ても東欧系ですが、普通にショッピングを楽しんでいる感じで、思いきり油断してしまいます。バーゲン中は多いそうですから、隣で商品を見ている人にも気をつけてください。
| ひとりごと | 06:53 | comments(0) | trackbacks(0) |

心配

ミラノ中央駅で爆発物騒ぎがありました。地下鉄緑線構内で不審な荷物が見つかり、緑−黄線ともに1時間半ほど不通になったそう。爆発物ではなかったとのことですが、緊張感が走ったミラノです。

いつ何が起こるかわかりませんから、お店の非常口前を片付け、地下倉庫の掃除をしました。普段からやっとけ、ってとこですが。
物乞いがやたら多いブレラ地区、精神を病んでいる人かシリア人ジプシーですが、このところのドイツの事件を見ていると、心配にならずにはいられません。
向かいのカフェは、ちょっとマフィアチックですが、何かあったとした時に、アテにできないかなと思ってみたりして…。いやいや、自分の身を守るのは自分だけですから、常に鼻をきかせて、アンテナ張って、すぐ逃げられるようにしておきたいものです。
| ひとりごと | 06:30 | comments(0) | trackbacks(0) |

日本のような国?

東北大震災から5年が経ち、テレビで福島原発事故の特集番組が放送されたりしていました。
イタリア人が「un paese come il Giappone」、日本のような国が、と言っているのが気になりました。
日本のような「きちんとした」「整理整頓された」国が、という意味なのでしょう。尊敬の念が込められた言い方なのは分かります。
よく「これがイタリアで起きていたら、これだけの被害では済まなかった」と言われました。
日本のような、技術の進んだ、きちんとした国でもこれなのだから、反原発、と言ってくれるなら、ありがたい。
ただ、現実を知らず、イメージだけで、日本だから大丈夫、くらいに思われるのは困るな、と。
朝日新聞の比較写真は、印象的でした。5年経ってもこれだけなんて、想像してなかった。こんな状況なのに、オリンピックだなんて。被災者、被災地の方々が取り残された感を持ちませんように。
日本びいきのイタリア人は、日本は素晴らしい国だと思うばかりに、厳しい現実を見ようとしないので、福島原発事故だけでなく、5年経った今の東北を知ってもらわないといけないな、と思っています。
| ひとりごと | 21:49 | comments(0) | trackbacks(0) |

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